子供用GPSの主な機能を説明すると、登録しておいた場所に到着したり出発した時にスマートフォンに通知をしてくれます。例えば学校やよく行く公園、習い事の場所を登録すると、子供の行動を自動的に把握できます。放課後の行動は大まかには把握していることが多いので、それを活用してスポットを登録しておくことが可能です。踏み入れて欲しくない場所を登録すれば、入ってしまった時に知らせてくれますので、リスク管理として子供に入らないように伝えることもできます。

リスクが分かれば早期の段階で対処できますので、怖い目にあわずに済みます。GPS端末からスマートフォンに現在位置を通知するのも基本機能です。本体にはボタンがついており、それを押すとスマートフォン側にお知らせがいくように設計されています。この使い方はSOSを知らせる以外にも迎えに来て欲しい時や習い事が終わったことを知らせる時という風に、それぞれの使い方ができるのがポイントです。

初めて行った場所で迷子になってしまった場合にも利用できますので、本体にはボタンがついているものが良さそうです。行動履歴を把握したい時にもGPSは活躍します。過去の行動履歴をデータとして残すことができ、その履歴を見ながら普段とは異なる行動をしていることをチェックできます。保管されるデータ量は利用するGPSによって異なりますが、大抵は1か月程度となっているようです。

1か月のデータがあれば、子供の行動パターンを把握するのに十分です。