初めて子供にGPSを持たせる時にはどのようなタイプが良いのかと迷ってしまいますが、なるべく持ち歩くのに負担にならないものがお勧めです。大人が持つ分には多少重くても問題はありませんが、体の小さな子供が持つのですから、重さは慎重にチェックしなければなりません。軽くて持ち運びしやすいのはキーホルダー型のGPSであり、ランドセルにも簡単に取り付けることができるのが大きな特徴です。軽くて丈夫で、子供が多少乱雑に扱っても壊れにくにも嬉しいところです。

キーホルダー型GPSの仕組みを確認すると、位置情報を取得する手段は端末ごとに異なります。一般的なものはGPS衛星から端末所有者の位置情報を測位し、携帯キャリアの通信回線網を経由して管理者として登録してある端末に送信する仕組みになっています。このように衛星を使用しているために正確な位置情報を取得できますので、簡易型といっても機能面で劣るわけではなく、非常に優れているタイプです。実際にこのタイプを子供に持たせる場合、数多くのメリットがあります。

もっとも大きいのは、やはり防犯対策に効果的という点です。小学生になると驚くほど行動範囲が広がりますので、事件や事故に巻き込まれる危険性を考慮して必要な時にリアルタイムの位置情報を送ってくれるものが必要です。登下校や習い事の時に持たせると、子供の行動を自宅や仕事先から見守ることができるので、不安を持ちながら過ごすこともありません。