子供用のGPSには様々なタイプがありますので、どのようなものを求めているのかを最初に確認しなければなりません。最近導入する人が増えているのが、スマートフォンやタブレットと併用するアプリ連動型です。アプリ連動型にすると利便性が高くなりますし、GPS自体は1台でも複数の保護者で管理できます。子供一人を複数の人で見守りたい時に最適ですので、現在の主流になっています。

現在の位置情報をリアルタイムに近い形で確認できるメリットもあり、性能に優れていることも選ばれる理由です。以上のことを踏まえながら、それほど機能的な面にはこだわらないという場合には、月々の費用が安く済む単機能タイプがお勧めです。単機能タイプは位置情報や行動履歴をスマートフォン等のアプリ上の表示するのみとなっていて、非常にシンプルですので使い勝手も良いと言われています。端末本体に発信ボタンもついていませんので、誤作動が起こる心配もありませんし、バッテリーも長持ちします。

一方向タイプは端末本体にボタンがついていて、子供がGPSのボタンを押すことで位置情報を発信できるシステムです。緊急時に押すと管理者に届くため、危険が迫っている時に駆け付けられます。双方向タイプにすると、GPS端末およびスマートフォンから位置情報や音声メッセージを送受信できるようになりますので、利用の幅はより広がります。学校で持ち込みを禁止している場合には、使えないタイプです。